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警察官の嫁が「しんどい」と感じる5つのリアルな瞬間

警察官

警察官の奥さんとして日々を送る中で、「しんどいな…。」と感じる瞬間は意外と多いものです。外からは“安定した職業の妻”と見られがちですが、
実際には想像以上に孤独や不安と向き合う日々があります。
この記事では、警察官の妻として感じるリアルなしんどさと、
その中でどう向き合っていけばいいかを一緒に探っていきましょう。

不規則勤務で“いつもひとり”が当たり前になる日常

警察官の勤務形態は、普通の会社員と違ってとにかく不規則。
夜勤、宿直、呼び出し、当直…。
カレンダー通りの休日なんてほぼなく、土日が一緒に休めることが嬉しくなる日もあります。
そのせいで、家族行事や子どものイベントに“ひとり参加”が定番になってきて、
「あ、また私ひとり?」ってふと寂しくなるんです。

しかも夜遅く帰宅する日も多く、子どもを寝かしつけて、
「もう今日、会話してないな…。」って感じる夜も少なくない。

孤独を感じる瞬間あるある

  • 夕食をひとりで食べる日が続いている。
  • 週末のおでかけがワンオペになりがち。
  • 家族で予定を合わせるのが至難の業。

夜勤明けで帰宅が遅い日、ひとりで眠る子どもの寝顔に複雑な気持ちになる瞬間。

パパがいないことを当たり前に思ってほしくない。
だけど現実は、“今日も寝顔しか見れなかった”という日が繰り返される事があります。

“呼び出し”“宿直”で週末が普通に仕事になるという現実

「週末、家族で出かけたいね!」なんて話してたのに、金曜の夜に突然呼び出しが。
結局、約束していた予定はキャンセル。
こんなことが一度や二度じゃないのが警察官家庭のリアル。
しかも「どうせまた仕事になるかも」と思って、
予定を入れなくなっていく自分にも気づいてしまいます。

子どもから「今週も当直?」って言われるたびに、心がちくっと痛む。
そんな日常があります。

“急な呼び出し=行動不能”が当たり前になると、ママ友ランチもイベントも遠のく。

断り続けるうちに「申し訳ない…」と感じる瞬間が、しんどさに拍車をかけてきます。

転勤・宿舎・距離感…警察官家庭ならではの環境の壁

警察官 異動 転勤

警察官の仕事は、突然の異動や転勤がつきもの。
異動先が遠方だったり、単身赴任になったり、家族がついていけないことも少なくありません。
転勤が決まるたびに、「今回はどうする?」と慌てて相談。
子どもの学校や妻側の勤め先の事を考えると、簡単に引っ越せない現実がありますよね。

しかも、寮生活を選んだ場合、週末しか会えない生活になることも。
}夫婦でいるはずなのに、実際は“別居婚”みたいな状態。
精神的な距離ができてしまうこともあります。

転勤多発・異動・寮生活…“安心できる家”が揺らぐ瞬間

「やっと生活に慣れてきたのに、また転勤」そんな経験、警察官家庭ではよくあります。
地域によっては持ち家を取得してからは、
“自宅から通える範囲”での異動が中心になるケースもありますが、
それでも環境が大きく変わるのは事実。
異動先が1時間以内でも、生活リズムや家族とのすれ違いが増えたり、
学校・保育園の送迎が難しくなったりと、“目に見えない負担”が増えるんです。

しかも引っ越しを伴う転勤になると、子どもの転園や新しい地域での人間関係づくりなど、
妻の心身の負担は想像以上。
生活の主軸を整えるのに必死で、ふと気づくと自分の時間なんてどこにもなかったりします。

“家族で過ごす家”というより、“夫を待つ場所”に感じてしまう日もあります。

転勤が続くことで感じる壁

  • 子どもの転園・転校に毎回不安がつきまとう。
  • 新しい土地での人間関係を一から構築。
  • 夫婦で過ごす時間より、別々に過ごす時間が長い。

「連絡がない=何かあった?」が常に頭をよぎる心理状態

警察官は職業柄、スマホを頻繁に見られなかったり、
連絡が取れない時間が長くなったりすることが多々あります。
でもそれって、“何かあったんじゃないか”ってすぐに不安になってしまうもの。
特に事件や事故のニュースが流れた直後、彼からの返信が遅いと、
心配で何も手につかなくなってしまいますよね。

「どうせ忙しいんだろうな」とわかっていても、
やっぱり“もしものこと”を考えてしまう自分がいます。

家族との予定が立てづらいから、“自分時間”をどう守るか問題

日々、夫の勤務に合わせて動く生活になると、「自分の都合」がどんどん後回しに。
美容院の予約、友だちとの予定、趣味の時間も、
「また変更かも」「夫が急に帰れないかも」で諦めがちになります。
気づけば、何も予定を入れないのが一番ラク…なんて考えるようになって、
自分の世界がどんどん狭くなる。

我慢が続くと、心がパンクするのは時間の問題です。

「命を守る仕事だから誇れる」という思いと、「家庭が犠牲になってる?」というモヤモヤ。

誇りと不満が両立する感情って、複雑すぎて誰にも言えなかったりしますよね。

専業でも共働きでも?経済と家事のプレッシャーが重なる瞬間

警察官 専業 共働き

警察官って安定してるってよく言われるけど、
実際に生活してみると「思ってたのとちょっと違うかも」と感じる部分もあります。
たとえば夜勤や非番が多く、手当はあるものの勤務時間が不規則で、
“自由に使える時間もお金も限られるな…”と思うことが増えるんです。

さらに、保育園の送迎や子どものお迎えの時間にパパが関われないことが多くて、
共働きをするにもハードルが高め。
「もう少し協力してもらえたら働けるのに…」って思いながら、
自分の働き方をあきらめざるを得ない場面も出てきます。

子育て・学校行事・夜勤明け…“見えない仕事”が増える妻の役割

夫が夜勤明けで帰ってきたとき、疲れていて機嫌が不安定なこともあって、
こっちも自然と気を遣ってしまう。
“いつもいない夫”の分まで無意識にカバーするようになっていて、
気づけば家庭内の雑務はほぼフル稼働。
「これって…私の働きたい気持ちと引き換えなのかな」って、
ふと立ち止まりたくなる瞬間があります。

経済と育児で抱えるプレッシャー

  • ワンオペ育児状態が当たり前になっている。
  • 共働きしたくても勤務形態的に難しい。
  • 給料は安定していても将来への不安は尽きない。

共働きでも専業でも、家計・保険・貯蓄…“安定収入”のイメージと実情のギャップ。

周囲に「公務員の奥さんでいいね」と言われつつ、
内情では節約と不安のバランスで毎日が綱渡り。

でも「頼りになる」「誇れる」と感じる瞬間もあるからこそ複雑

警察官 誇り

しんどい、つらい、大変。
そんな日々の中でも、「やっぱりこの人でよかった」と思えるときがあるんです。
急な呼出しで、事件対応のために出動していく背中。
家族の安全のために、社会のために、自分を後回しにして働く姿を見て、
「この人の支えでいよう」と思えることも。

矛盾してるようだけど、“しんどさ”と“誇り”が両立しているのが、
警察官の妻という立場のリアルかもしれません。

“給料が安くても安定”“防犯力が高い”というメリットをどう活かすか

お給料が特別高いわけじゃないけれど、リストラの心配がないというのはやっぱり安心材料。
住宅ローンの審査が通りやすかったり、土地を探していたとき
「警察官の方なら」と早く話が進んだり、思わぬところでメリットを感じることもあります。

子どもが登校中に警察官を見かけて、「あ、パパと同じお仕事だね」って言う姿に、

なんだかホッとしたり。
治安面でも安心感があって、そういう部分が家庭全体の落ち着きにつながってるのかな
って思うこともあります。

しんどいこともあるけれど、こうしたプラスの面に目を向けられると、
気持ちがふっと軽くなる気がします。

“帰りが遅い” “予定が立たない” “話せる時間が少ない”…その先にある“支え合い”の形。

編集長|公務員の夫を支えて10年以上。正社員・契約社員・専業主婦・パート・個人事業主と、あらゆる働き方を経験しながら子育てと両立してきました。公務員家庭のリアルを最前線で見てきた立場として、“妻たちの声を届ける編集部”が、迷いや不安に寄り添う記事を発信していきます。

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